「始めての実践」

さて、次は実践です。早速、今練習した催眠誘導を試しに行きました。
催眠といっても、誘導して暗示まではかけることが目的ではなく、被験性を確かめ、かかりやすそうなら軽い催眠状態まで誘導する練習です。

練習と言っても被験者を探すのは容易ではないので、女の子が付く飲み屋に行って、「催眠術にかかってみない?」という具合に声をかけていきます。
「かけてみて」と言う子にだけ被験性があるかテストして、被験性が高い子だけ催眠誘導に挑戦しました。

その日は3人にかけました。3人ともかかっていました。
とは言っても浅い催眠状態までなので本人もかかっているか認識ができないようでした。

かかり具合(催眠深度)を計るため、腕が動かないとか、手がくっついて離れないなどの簡単な暗示でかかり具合を確認します。

みんな「なんで手が離れないんだろう?」「あれー?」「動くはずなんだけど?」とさまざまな反応でした。
わたしにしてみれば、本当にかかってるの?そんな感じでした。


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