見習い催眠術師の「きまぐれさいみん日記」

「リラックス」

今日はいつも行く銀座の床屋さんに朝一番に行ってきました。
担当してくれるお兄さんに、「いやー、最近催眠術を始めたんだよー」(今考えると変な会話)、「面白そうですねー、今度かけてくださいよー」という訳で、早速被験者を見つけました。
その日は、担当のお兄さんと同じ職場の女の子の2人が来てくれました。

早速、被験性があるかを確かめました。
二人とも被験性十分です。（よし、良い感じだ）

まずは、お兄さんから。 3つ数えます。3つ数えると体が左右にゆれます。
３・２・１ハイ
私の合図とともに、体が少しずつ左右にゆれ始めました。
思ったより良い感じでゆれるので、揺れを前後にかえます。

3つ数えます。3つ数えると体が前後にゆれます。
３・２・１ハイ
これも良い感じで揺れていきます。

更にどんどんリラックスさせ、体の力を抜けさせていきます。
とりあえず、ここまででいったん起こします。
3つ数えます。3つ数えると目がさめます。
１・２・３ハイ（起こすときは逆に数えます）眠そうに目がさめた様子でした。

感想を聞くと「力が抜けてリラックスできた」「確かに体がゆれてた」といった感想です。
これは良い感じだなと思ったので、腕が曲がらない暗示をかけました。

本人が曲げようと思えば思うほど、まっすぐ伸びて曲らない暗示です。
「さあ、曲げてみて。がんばって」指をなんとかして曲げようとしているのはわかりますがどうしても曲がらない様子です。
（実は私のほうが驚いてたりして、ほんとに曲がらないよ）

本人も曲げられないのを認識したようなので暗示をときます。
解くのは簡単です。解けますと言えば良いんですから。
また感想を聞くと「これって、本当に曲がらないですよね」との返事。