さて、選手交代で女の子と交代です。
3つ数えると眠くなるの暗示だけで、深くかかった感触があった。
「3つ数えます。3つ数えると電車に乗ります。3・2・1ハイ」
暗示をかけて様子を見ます。
おっかっしいなー、イメージできてるはずだけど?
やっぱり深くかかってたしイメージもしっかりできてたんだ。
男性(職場では上司)がかかるのを目の前にしているので、そのことがラポールとなっているのでしょう。
そこで、電車に乗って体がゆれる暗示をかけてみることにした。
「あなたは電車に乗ってます。」
「あなたが椅子に座ると電車が発車します。」
「電車が発車すると、電車の揺れに合わせて体が左右にゆれます。3・2・1ハイ」
確かに深くかかっているように感じられるし、イメージもきちんとあるようですがまったく体がゆれません。
どうも、反応が鈍かったのでいったん起こしました。
どうだったと聞くと、「体がゆれると言われたけれど、私はいつも端っこにしか座らないから体はゆれないよ」なんと意外な返事が返ってくるではありませんか。
しかし、端に座るからゆれない。うーん、勉強になるなー。
人によってイメージの作り方はかなり違うんだなーと実感しました。
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