「ダイエットの暗示って意外」

師匠が被験者(正式な依頼人)に催眠誘導をするところを見る機会ができました。
それは被験者の方の了解が取れたので、催眠誘導に同席させていただけることができたからです。
実際の依頼人の相談から、催眠誘導にいたる経過を直に見ることができるとは、なんてラッキーなんでしょう。

まずは、依頼主の話を聞いています。
どうやら、最近つい食べ過ぎて太ってきたので何とかしてほしいという依頼のようです。

なるほど、ありがちな悩みだ。
私が思うにほとんどの女性がこれに当てはまるのではと最初は思っていた。
これは、きっと簡単だなと思いました。

以前、本屋で立ち読みをしたときのこと「ケーキの生クリームがべとべとして、口の中にべっとりと残る」なんて暗示をかければダイエットができるなんて書いてある本を思い出しました・・・

きちんと説明を聞くまで、依頼主と見習い(私のこと)の二人は、師匠が「食べられなくなる」または「ケーキなどがまずくなる」等の暗示をかけるものと思ってました。

ところが、それは最悪の暗示だそうです。
暗示が効けば一時的に急激に体重が落ちることがあるそうですが、かならず心身ともにリバウンドしてしますそうです。

説明を聞いて行くうちに、いままで大きな誤解をしているのを知りました。
ダイエットとは、そんな奥の深いものだとは考えてもみませんでした。

この部分の詳細については、ノウハウなのでここではあえて書きませんが、説明を聞いているとなるほどと思わされる内容でした。

禁止暗示は、そのひとの欲求をストレートに禁止(なになししてはダメ)するので、相手にあとあと負担をかける結果になるそうなので、基本的にはやらない方がいいとのことでした。

ダイエット、それは正しい知識を認識した上で、被験者と施術者がその方法(順番等)を確認してから行わなければだめなのです。だそうです。

内緒ばかりではつまらないと思うので少し書きましょう。
ダイエットの暗示を簡単に説明すると、毎日の食事は、おいしく必要な量だけを食べてもらい、普段のストレスを軽減する、そんな暗示をかけるのがコツかな?

聞いていましたが、複雑な暗示なので、結構難しそうです。
でも、いつか挑戦したいもんですね。

だれか、被験者になってくれませんか?
ちなみに、暗示が失敗するとどうなるのか、それは効かないだけで何の副作用もないそうです。

失敗しても今間で通りの食生活が変わらないだけなので安心ですね。
そりゃそうだ。暗示が効かなければ何も起こりませんものね・・・


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