「大勢の前で」

今回のお話は、見習いが参加させていただいている「東京たべたべ会」(このHPでも紹介している)がきっかけでした。

今年に入ってからは、毎月出席しては美味しいフランス料理を「ビストロパラザ」で御馳走になっていたある日のことでした。
「見習い催眠術師のHP」から1通のメールが届きました。
実はそのころ、HPの更新を何ヶ月もしていなくて、結構苦情?のメール(いつ更新するんですか?・もうやめちゃったんですか?・まだ更新しないんですか?)が届いていた時期だったので、「また来たか、見習いは本業が忙しくてそれどころじゃ ないんでい!」と思いながらもメールを見てみました。
でも、楽しみにしてくれている方が居るのを知ったのは、正直嬉しかったですけどね

そのメールは「ビストロパラザ」の料理長・酒井一之氏からの来たものでした。
もちろん、見習いは正体を明かしてはいませんでしたから、「なぜ?」と考えました。
以前に出席していた「たべたべ会」でパソコンを始めましたと言っていたというのは、聞いていましたが、見習い宛にメールが来るとは思ってませんから・・・
メールの内容を読むと、インターネットで「たべたべ会」を検索していたら、なぜか「見習い催眠術師のHP」に来てしまったという事のようでした。

見習いのHPも皆様のおかげで、一日平均で約50アクセス程度、多い日は100アクスセスあるので、リンクしたり紹介すれば、「たべたべ会」を知ってもらえるかな?ということで始めたのが、もともとのきっかけでしたから。
というより、日記以外に見るところがないのを困っていたというのが、本音なんですけど・・・

そろそろ本題に入りましょうか。
「たべたべ会」では、たまにイベント?を実施しているそうで、結構メジャーな方をお呼びして、演奏を聴かせたり、マジックショーをやったりしているのですが、酒井シェフから、よかったら催眠術をやってみませんかとお誘いがかかりました。

もちろん、大勢の前で術を披露したこともありませんし、ショー催眠を経験したこともありませんでした。
なんせ、見習いですからね
しかし、酒井シェフの頼みとあっては、お断りするわけにはいきません。
二つ返事でOKさせてもらいました。

そこまでは、良かった・・・
さー、それからが大変なとこなんですが、そこはなぜか?余裕の見習いは、「のんびり考えよ〜っと」慌てないことにしました。
あわてても、どうすることもできませんから・・・
だって、仕込みは出来ない、桜もなし、時間もかけられないし、食事をしながらですし、興味ない人ももちろん来るでしょう。
かけてみないと、わからないし、まして深くかかるかわからない。
万が一、一人もかからないと、白けてしまうし、居場所もないぞ!

う〜ん、50人くれば4〜5人ぐらい何かかかるだろうといいかげんな考えで、いってから考えようという、恐ろしい作戦にしてしまいました。

しかし、どんな暗示をするかだけは、考えておくことにしました。
それは、上手く行って、深くかかっていくパターンの暗示と、そうでない場合のいかにごまかすかの2通りです。

でも、一番難しかったのは、見ている方も楽しめて、被験者になっていただいた方も、笑い物になるのではなく、催眠術にかかったコトを不思議に、または楽しく思ってもらえる暗示にしたかった事ですね。

見習いの催眠で、誰かに怖い思いをさせたり、笑い物になって辱めたり、インチキだ何だと喧嘩になったりして、せっかくの「たべたべ会」に来ずらくなったりする人が、一人でもいたらいやだったので、暗示の内容だけは、慎重に考えました。

いろいろ、案は出ましたよ。
金持ちになる
禁煙できる
禁酒できる
飲まなくても酔える
ダイエットする
etc・・・

あとは、大勢の前での誘導方法などなど課題は多かった・・・
でも、結局考え出したのは、前日と当日の「たべたべ会」開始1時間前だけでしたけどね。

まー、なんて行き当たりバッタリなんでしょう。
さて、次回は、いよいよはじめてのショー催眠?です。
お楽しみに!



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