とある大学の研究室の追い出しコンパに飛び入り参加?してきました。
出席者約20名でそのうち半分以上卒業らしく、しかも卒業と同時期に入籍をしたハッピーな方もいらっしゃるとのことで、ここは一つ餞別代わりに張り切ってがんばる事にしましょう!
幹事さんから時間を割いて頂き、最近練習しているマジックをご披露しようと思っていましたが、みなさん催眠術にも興味があるとのことで、20人に被験性を試してみます。
今回はほぼ全員に、4人ぐらいづつ前に出てもらい、最近はやってなかった「後ろに引っ張られるイメージを与えて後ろに動くかどうか」を次々にかかりやすさを試してみます。
久々にやってみましたが、これが意外とみなさん後ろにひかれるように動きますね。
とは言った物の、マジックは仕込んで来てましたが、ショー催眠をやる準備はしていなかったので、はてさて何をしたらいいのやら・・・
まずは、代表の5人を誘導しながら考えることにしました。
食堂のテーブル越しに立ち、手を上に掲げます。
個人差はありますが、みなさん少しづつ揺れ始めます。
さて、誘導の内容はちょっと省略します。
「3つ数えます」
「青い空、透き通るような青い海、真っ白な砂浜、ここは南の島です」
目を覚ました後、それぞれ感想を聞いてみました。
20分ぐらいでショーとして催眠術をやるのはなかなか難しいですね。
どうせやるならもうちょと、みんなに楽しんでもらえるもの思いつけばよかったのにちょっと心残りですが、辛うじて催眠術を観てもらえた感じですね。
でも、催眠術よりマジックの方が緊張したのが見習い的には笑えましたね。
また、新歓コンパなどありましたらお呼び下さい!
知り合いの大学の先生のところへ伺っていた日、今日が研究室のコンパだから出席してみませんかというわけでした。
(改めまして、おめでとうございます。)
これなら誰に誘導しても、どんどんいけそうですね。
それでは5人ぐらい代表で前に出てもらいましょう。
観客がざわざわしていたのでちょっとかけづらかったですが、被験性が高かったのでちょっと強引に誘導してみます。
「手のひらを見てください」
「そのまま、大きく深呼吸します」
「ゆっくり目をつぶってください」
「3つ数えます、3つ数えると体が左右に揺れますよ」
「3・2・1」
良い感じです。
(最近の誘導はこれが多いのですが、かなりの確率で左右には揺れますよ。皆さんも試してみてくださいね。)
さてさて、年齢も性別も違う代表5名に何をしたらよいのか?
とりあえず、いつもの南の島に行く暗示で、バカンスを楽しんでもらうことにしました。
「3つ数えると南の島にいます」
「3・2・1」
みなさんには、南の島で自分の理想の相手と出会ってもらい、楽しいデートをしてもらいました。
海でイルカと遊び、理想の相手と砂浜を散歩したりして南の島のバカンスを満喫してもらいました。
説明が手抜きでスミマセン・・・話すと長くなるので。
「日差しが暑かった」
「海に入っている感じがした」
「イルカがかわいかった」
「相手の顔が浮かばなかった」
「座ってやってもらいたかった」
などなど、とりあえず楽しい南の島のバカンスをイメージしてもらえたようでした。
準備なし、段取りなし、失敗したら居場所なしでしたから・・・
マジックは難しい。だって観客全員がネタを見破ろうと刺さるような視線で見つめてきますから・・・
催眠術は、種も仕掛けもないからどんなに見つめられても大丈夫ですしね。
もっとも、一人も誘導できないとかなり寒い状況に追いつめられるでしょうけど・・・